導入
「やらなきゃならんことがあるのにやる気が出ない」ということは日常的にある。毎日のように明日やろうはバカやろうになっているのでなんとかしたいと思って「やる気」について考えた。
何故やる気が出ないのか
なんでやる気が出ないのか。やる気が出ない状況の分析をしてみる。
やる気が出なくて困る状況にはやらないといけない「タスク」の存在がある。タスクに取りかかれないのは何らかの心理的障壁があるからだ。やりたくないと感じる理由を言語化すると次のどちらかに分類できそう。
- タスクの解像度が低い
- タスクが苦行
解像度が低い
タスクの解像度が低いパターン。
- 次に何をすればいいか分からない
- 終わりが見えない、どれくらいかかるか分からない
- 一連の作業の途中で分からないことがある(ありそう)
苦行
そもそもやりたくないんだよねってパターン。勉強みたいな嫌いな作業だったりするもの。
- 面倒くさい
- やるのが嫌だ
処方箋
昔ある偉い人に私の私生活の怠け者っぷりを相談したら「やりたくない事は【かかる時間】だけ考えなさい」と言われその日の夜から「シャワー面倒くさい→20分」「洗濯物畳むのやだ→10分」と、【時間だけ】になったら動けるようになった。【作業】は嫌だけど【終わる時間】には希望があるからだと思う。
— しまき🇺🇸 (@readeigo) July 28, 2022
やりたくない作業はやりたくなさを考えないようにすればいい。作業にかかる時間だけを考える方法は良さそう。
あとはゲーム要素。達成したら報酬があるとか。自分にとって面白いというゲームに変えてしまう。
やる気スイッチ(科学に基づくやる気を出す方法)
やる気とは ドーパミン が出てること。ドーパミンは脳の 側坐核 で分泌される。脳の真ん中らへんにある。側坐核の特徴として、通常時はあまり活性化していない。常に活性化していたらドーパミンが出まくってヤバいので当然である。じゃあどういうときに活動的になるのかと言うと「刺激があったとき」なんだそう。つまり、「活動してからもっと活動的になる」という工程が正しいということ。やる気があるからやるのではなく、やるからやる気が出る。最後までやり切ることを考える前にとりあえず手を付けてみるのが良い。