英語の発音を磨く

英語の発音を磨くにはどうすればいいのか考える。

単語の発音

Phonics

Phonics(フォニックス)は、文字と発音の関係がわかるように開発された手法。ネイティブの子供向けに開発された。スペルと発音の法則を学ぶ。

Phonetic Spelling

Google で「[英単語] pronounce」で検索すると発音を確認することができる。いつからかは不明だが、発音のガイドとして Phonetic Spelling が表示されるようになった。 Phonetic Spelling では、辞書に載っているような発音記号と違って、そのままアルファベットとして読めばネイティブの発音に近づけることができる。

特にフォーマルな用途がなく英会話がしたいなら Phonetic Spelling のほうがおすすめ。

文章の発音

単語の発音が分かってもすぐにネイティブのように話せるわけではない。シャドーイングしても理解できないほど追いつけないことが多い。

リンキング

単語が繋がると前の単語の語尾と次の単語の語頭が繋がって別の音になる。as soon as の発音をカタカナで書くとすればアズスーナズになる。 soon as が繋がってあたかも soonas のように発音する。これができないとネイティブのような速度で喋り切ることができない。

強調と省略

強調したい言葉ははっきりと強く発音して、そうでない単語は曖昧に発音されたり、省略されたりする。教科書的ではない発音の変化は楽な方向に進んでいく。

英語に限らず日本語でも同じ。「というか」は「とゆーか」の方が言いやすく、「てゆーか」のほうが楽で、それすらも横着して「てか」と言ったりする。もはや「tか」くらいしか言わないこともある。これでもフォーマルな場面でなければ会話をする上で特に困ることはない。

英語であれば Because は省略されて ‘Cause と書かれているのを目にしたことがあると思うし、do not は don’t になる。don’t know という場合は dunno になったりもする。

日本語との違い

日本語との違いを認識しておくことも重要。日常的に日本語を話していて、どうやって発音するかを気に掛ける機会はそう多くないので、それが当たり前になっている。でも英語と日本語の差は大きい。発音方法の違いを分かろう。

英語は一息で

リンキングのように繋げて発音するのはそれが自然だからである。何らかの英語の文章を息を止めず、吐き続けながら読んでみてほしい。普段日本語を話しているように読むと、喉を閉じて息を止めてしまうと思うので読みにくいと思う。一息で言おうとすると単語は繋げたほうが読みやすくて自然にそうなることがわかりやすい。

存在しない母音を発音しない

日本語は全ての語尾に母音が現れる。ところが英語では最後の文字が子音で終わる。このときに日本語のように母音を入れて発音してしまうと流暢さから遠ざかる。これは語尾に限った話ではない。explain をカタカナで書くとすればエクスプレインになるが pl の部分は プ とは発音せず、p の破裂音のすぐ後に l の発音がくる。母音はない。

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