髪の毛は傷んでくると乾きにくくなるようです。
最近、髪質が変わったなーと悩んでいた自分ですが、その中で思っていたことの一つが「なんか髪の毛乾かなくね?」ってことです。おかしいなーと思って調べたら髪は傷むと乾きにくいってことが分かったんで、その理由と対策について話したいと思います。
髪は傷むと乾かない
髪の毛は傷むと乾きにくくなります。
「乾く」ってのは水分がなくなるってことですね。じゃあ乾かないってのはその逆、水分がなくなりにくいんです。髪の場合は、シャワーなど外部から入ってくる水(自由水って呼ばれるっぽい)が抜けなくなって乾かなくなるわけですね。
どうして傷むと乾きにくくなるのか?
じゃあどうして髪が傷むと乾きにくくなるんでしょうか?
髪が傷むとキューティクルがめくれます。キューティクルとは、髪の毛一本一本を覆っている鱗状の膜のようなもの。髪の毛の内部にある水分と栄養を守ってくれる膜です。髪がダメージを受けると、このキューティクルが髪の毛を覆う力が弱くなってしまいます。すると、キューティクルがめくれたところから髪の内部に水分が入り込んでしまいます。髪の毛に空洞ができて、スポンジのよういなっている状態ですね。通常に比べてこの水分は抜けにくく、これが髪の毛が乾かない原因になります。こういった髪のことを吸水毛(きゅうすいもう)と呼びます。髪がパサパサな状態です。
逆に、健康であれば髪の毛は水を弾きます。赤ちゃんや子どもの髪の毛はまだ大きなダメージを負っていないので水を弾きやすいです。
髪の毛が痛む原因
カラーやパーマをするとき薬剤を使うと髪の毛はダメージを受けます。こうしたダメージはケミカルダメージとも呼ばれます。縮毛矯正のあとに髪の毛がベチャベチャになるようなときも、髪の毛がダメージを負っています。
その他にも、日常的なドライヤー、アイロンの熱、汗、紫外線など、髪が痛む原因はたくさんあります。
対策
原因がわかったところで、防いだり元に戻すためにはどうしたらいいでしょうか?
対策としては大きく次の二つです。
- カットする
- トリートメントする
まず最初は自分が許せる範囲までカットする。これで傷んでる部分とはお別れできます。シンプルで手っ取り早い方法です。しかし、必ずしもカットできるわけではありません。自分の好みもあります。
もしカットできない、したくない場合はトリートメントが次善の策だそうで。傷んだ髪を補修するのがトリートメントです。コンディショナーとは違うので注意。
トリートメントにも種類があって、疎水できるタイプのトリートメントが有効です。キューティクルを締めてくれるようなトリートメントです。どのトリートメントが良いかは色々試して追記します。