長年苦しめられてきた副鼻腔炎を改善することに成功したので、副鼻腔炎・蓄膿症の症状に悩んでいて改善の可能性を増やしたい方に向けて、自分で治すのに良い薬を2つ紹介する。一つ目の チクナイン は広告も出ているし、知っている人も多いだろう。二つ目の馬油(バーユ)に関しては、自分がもっと早く知りたかったおすすめの薬。
副鼻腔炎・蓄膿症とは
簡単にだが、副鼻腔炎・蓄膿症について。
鼻の奥には副鼻腔という空洞がある。副鼻腔は鼻の穴(鼻腔)と小さい穴で繋がっていて、この穴を通して粘液を排出している。ところが、細菌やウイルス感染があると炎症を起こして穴が塞がってしまうことがある。穴が塞がると排出がうまく行かなくなり、副鼻腔に膿が溜まってしまう。この状態が (急性)副鼻腔炎 であり、 蓄膿症 とも呼ばれている。
副鼻腔炎になると、
- 鼻づまり
- 目と鼻の間の奥が痛い
- 頬が痛い
- 虫歯じゃないのに歯が痛い
- 鼻水がネバネバする
- 頭痛
- 発熱
- 鼻水が喉に流れる(後鼻漏)
- 嫌な匂いがする
などの症状が現れてとてもつらい。急性副鼻腔炎は1ヶ月以内に治ると言われているが、副鼻腔炎は慢性化することもあってずっと不快な症状に悩まされている方も多いと思いだろう。
副鼻腔炎を治す薬①:チクナイン
小林製薬から出ているチクナインという漢方薬。
実際に使ってみた感想としては、症状が一時的に改善したと感じたことはあった。特に顔の痛みなどは軽減されたなと感じる。一方で、完全に良くなったかというとそうでもない。即効性はないが、外でも服用できるのでナシではない。漢方の性質上、合う合わないの個人差は大きいが、少なくとも効果はあるので試してみると良いかもしれない。
副鼻腔炎・蓄膿症を治す薬②:馬油(バーユ)おすすめ!
昔、誰かのブログで読んだのがきっかけで知った「馬油」。
馬油とは字の通り馬の油のこと。元々は中国で馬の油が薬用で使われていて、それが日本にも伝わったようだ。皮膚トラブルに効くので化粧品としても広く使われている。
馬油の使い方
馬油を取り扱う薬師堂の公式ページに花粉症対策として紹介されている
馬油を綿棒に少量とって、鼻の穴入り口付近に塗ります。奥まで突っ込まなくても、体温で馬油が溶ければ、鼻腔内部全体に広がり鼻粘膜を保護します。
溶かしてからスポイトで掬って、という方法でも良い。
馬油を使った感想
これを試しているときはアホみたいだなと思っていたが、自分はこれを数日続けたらかなり改善した。馬油すごい。
体質なのか改善してから二年後くらいに季節の変わり目に再発したこともあったのだが、そのときも3日くらいでほぼ症状を感じなくなるくらいまでになった。花粉症のほうも二十年選手くらいだったのに、劇的に症状が軽くなっている。
おわりに
馬油の存在を知らない人が多そうなのでぜひ試してみてほしい。万人に効果があるかはわからないが、副鼻腔炎改善のための選択肢をひとつ増やせることになれば良いと思う。