2022年、プライムビデオで劇場版名探偵コナンが全作品公開になったことをきっかけに名探偵コナンモチベが高まった。今から全作品を追いかけるには時間が必要になる。ゆっくり見ていこうと思うので、その過程を記録しつつ、重要な回はどれか、黒ずくめの組織に関する回はどれかなんかも紹介できれば。
この記事は適当だし、ネタバレもあるから注意。
アニメ版名探偵コナン
2023年4月時点ではアニメ版は1000話以上放送されている。イッキ見は不可能だからちまちま見ていくことにしている。今年は 黒鉄の魚影(サブマリン) の公開に先駆けて YouTube の公式チャンネルでアニメ版を順番に公開してくれている。
キャラクター初登場回などは公開されたままになっているが、ほとんどの話は期間限定で公開されているので定期的にチェックしていきたいところ。
リアルタイムで見ていた話をもう一度見る懐かしさや、初登場時のキャラクター間のぎこちない関係性みたいなのが見れて面白い。キャラデザも今とは全然違っていて歴史を感じる。話数が膨大なので別記事に各話の適当なメモを書き残した(こうして見ると全く網羅できていない)
劇場版名探偵コナン
劇場版についてはプライムビデオで履修した。
1作目:時計じかけの摩天楼
あまりにも有名すぎる 赤を切るか青を切るかのアレ。建築家・森谷が自分の作品で納得のいっていないものを爆破する話。新一が事件を解決したせいで自分も不利益を被ったから新一に挑戦する。
森谷はおじさんだし犯人なんだけど「バツバツのバツだ!」がかわいい。コナンの「ナンナンダサンプンテ!」という呪文も好きなポイントである。
2作目:14番目の標的
- あらすじ
- トランプに準えて名前に数字の入った自分物が標的にされる
- 目暮十三から工藤新一までの13人 + 14番目の標的として蘭が人質になる
- 小五郎が英理を撃ったエピソード
- 小五郎は警視庁で一、二を争う射撃の名手
- 人質にとられた英理を誤射したと思われていた
- クライマックスで新一と蘭が同じ状況に置かれる
3作目:世紀末の魔術師
世紀末の魔術師は、本作に登場する香坂夏美の曾祖父・香坂喜市のこと。万博博覧会に出品したからくり人形を称賛された彼の異名。
- インペリアル・イースター・エッグ
- 実在のイースター・エッグ。金細工師ピーター・カール・ファベルジェが作った卵型の飾り物。ロマノフ朝ロシア皇帝に送られた。全部で50個存在している。劇中では51個目が取り上げられている。
- ラスプーチン
- グリゴリー・ラスプーチンという人物が実在する。悪役としてフィクション作品によく登場する。ルパン三世ロシアより愛をこめてにも登場する。
- プース・チンランはラスプーチンのアナグラム
- バルシェ、肉買ったべか
- волшебник конца века
- バルシェーブニク・カンツァー・ヴェカ
- ロシア語で世紀末の魔術師
- ワルサーPPK/S
- 怪盗キッド「飛び続けるのに疲れて羽を休めていた、ただの魔法使いですよ。 お嬢さん」
4作目:瞳の中の暗殺者
刑事が狙われる事件が発生、事件に巻き込まれた蘭ねーちゃんがショックで記憶喪失になってしまう。記憶を取り戻すために再びトロピカルランドを訪れる。
伏線もしっかり張られていて、それでいて犯人がわかりにくいというミステリとしても良作だし、新一と蘭、おっちゃんと妃弁護士のロマンスとしても良作。「オメーの事が好きだからだよ…この地球上の…誰よりも…」。黒の組織や緋色系の流れとは違った序盤のコナンの良さが詰まってる作品。てかタイトルもおしゃれ。やばい。
5作目:天国へのカウントダウン
ツインタワービルで事件が発生してさらには爆発も起きるストーリー。少年探偵団が活躍する回。
終盤では時計を使わずに正確な時間を測る必要があるのだが、あゆみちゃんの「コナンくんの隣にいると正確に1秒カウントできる特殊能力」によって事なきを得てタイトル回収される。序盤からあゆみちゃんの特殊能力について伏線が張られていた。あと、ビルからビルに飛び移るときに簡単な物理学の話が出てくるのだが、灰原の暗算が異常にはやい、さすがである。
ちなみに「天国へのカウントダウン」に登場するビルを設計した風間は、前作「時計じかけの摩天楼」に登場する森屋帝二の弟子であり、作品間の繋がりも描かれている。
6作目:ベイカー街の亡霊
VRシャーロックホームズ。天才少年ヒロキくんが作った人工知能、ノアズ・アークが子供たちを仮想世界に閉じ込めてしまう。コナンたちは仮想ベイカー街で切り裂きジャックを追う。
AI が台頭してきた現代、もう一度見直したい作品でもある。あと仮想世界とはいえ海外が舞台になっていて作品全体の雰囲気がおしゃれだと感じた。
7作目:迷宮の十字路
8作目:銀翼の奇術師
- 怪盗キッド回。キッドとコナンがコックピットに乗って不時着させる。キッドは途中で降りる
- スカイジャパン865便
- 怪盗キッド「ではお嬢さん、またいつか、月下の淡い光のもとでお会いしましょう」
9作目:水平線上の陰謀
- かなりタイタニック。海上保安庁コラボ。
- ストラテジー
- 船の名前はアフロディーテ。ギリシア神話の美と愛の女神の名前
10作目:探偵たちの鎮魂歌
- 松風亭
- 光彦の声優が休業していてこの回だけ声優が違う
- ミラクルランド
- SAW
- コンポジション4、C4
- TAKA 3-8
- ゴッホ「夜のカフェテリア」
- ガス灯に照らされたカフェ、馬車が向かってくる→日本で初めてガス灯が使われた馬車道
チャーターアームズAR7
ワルサーPPK/Sを使ってるとサッカーボールで気絶しがち
11作目:紺碧の棺
12作目:戦慄の楽譜
13作目:漆黒の追跡者
蘭ねーちゃんが銃弾を避ける映画(ライフルは無理)だが、実は長距離連続殺人事件の話。被害者のひとりが黒の組織の NOC だったことから警察内部に組織のメンバーが潜入したことでコナンと絡みが発生する。NOC とは non-official cover の略で、スパイとか工作員って意味。
各県警が集結するとこが熱い。群馬県警の山村刑事が警部に昇進している。警部になるのはそこそこ大変らしく、キャラに似合わず山村警部はすごい。そして何よりこの映画の目暮警部はかっこよすぎる。「わしの腹は特別脂肪が厚いからな」。
今回変装しているのはベルモットではなくアイリッシュ。変装が解かれたときの第一印象はまゆげ。そうはならんやろ。最後はジンの命令で命を落とすことになってしまうが、コナンを守るなどして良いキャラだった。「形勢逆転だな」のやりとりも良い。
最後、東京タワー上部で黒の組織がヘリからガトリングでコナンを集中砲火を浴びせるシーンは手に汗握るシーン。こんな事件が発生したら世界でニュースになるレベルの大事件だ。そしてダイハードばりの大技でヘリを墜落させるというアクションっぷり。
14作目:天空の難破船
飛行船でバイオテロが起きる映画。コナンが飛行船から投げ捨てられる(!)。これもキッド回である。
15作目:沈黙の15分
『沈黙の15分』とは、雪崩に巻き込まれた人が生還できるのは15分までで、それ以上経つと助からないことから。コナンが地面を叩いて雪崩を起こす シーンが好き。
そして灰原がコナンに向かって「ガキが生意気なんじゃない?」と言い放つシーンも見どころのひとつ。初めて見た時は言葉遣いがこわすぎてびっくりした。特定の層にウケそう。
16作目:11人目のストライカー
17作目:絶海の探偵
絶海の探偵(プライベートアイ)。イージス艦の電波探知装置が探偵みたいなことからプライベートアイと呼ばれる。
- 自衛隊情報保全隊・藤井七海の声優は柴咲コウ
- 蘭ねーちゃんの戦闘シーンがすごい
18作目:異次元の狙撃手
スナイパー対決。
- FBIやシールズが出てきてかなり洋画。舞台は浅草
- 世良回。ボクっ娘。
- 「の、ニューバージョンだ」
- モスキート音、伏線っぽい。
- シルバーブレッド、沖矢昴が異次元のスナイパー
- モスキート音も花火もしっかり伏線回収。
- 空中やったら軸足いらんやろ Part2
19作目:業火の向日葵
かの有名なゴッホの『ひまわり』には複数の作品があるのだが、火事で消失したと思われていた『芦屋の向日葵』という作品が見つかったことから物語ははじまる。怪盗キッドがひまわりを盗む予告を出し、ひまわりの所有者である鈴木財閥相談役の次郎吉おじさんがエキスパートたちを集めてキッドの犯行を防ごうとする、のがあらすじである。
ひまわり周辺の知識を使ったアートミステリーになるはずだったが、どうも脚本周りで色々あったようでそうはなっていない。声優や作画もイマイチな一面もあり、かなり酷評されている作品。
個人的にももっと時間をかけていれば名作になったのではないかと思っている。序盤のワクワク感は十分あった。それはさておきコナンくんとキッドはそろそろLINEとか交換しておいたほうが良い。
20作目:純黒の悪夢
- キュラソーかっこいい
21作目:から紅の恋歌
かるたの話。平次のお母さん出てくる
- 平次「しっかり掴まっとけよ和葉!その手離したら殺すで」
22作目:ゼロの執行人
IoTテロが発生し、おっちゃんが犯人として送検されそうになる。IoTデバイスが登場するし、宇宙から衛星を落とそうとするしと、文明を感じる作品。そして安室回であり安室・公安の人間がバンバン動く。そんな無茶なという安室のカーアクションも見どころ。あとコナンくんがサッカーボールで衛星の起動を逸らす。マジで。
個人的には公安と公安の協力者の関係性が熱いです。
23作目:紺青の拳
園子がかわいい
24作目:緋色の弾丸
超伝導リニアの話。
25作目:ハロウィンの花嫁
26作目:黒鉄の魚影
緋色の不在証明
赤井さんかっこいい。
- 「まさかここまでとはな」