HUNTER×HUNTER 25巻265話に「感謝の正拳突き」が出てくる。
「感謝の正拳突き」とは、ネテロが、武道への感謝を込めて毎日1万回正拳突きを行うというものだ。修行開始当初は1回の動作に5~6秒かかり、1万回やるのに18時間以上かかっていたが、2年後には1時間を切るほどの早さになった。
突き終えれば倒れるように寝る、起きてまた突くを繰り返す日々、2年が過ぎた頃、異変に気づく、10000回突き終えても日が暮れていない
単に慣れによって物理的に時間が短縮されたということでもあるし、作中では描かれていないが精神的にも慣れてきて準備にかかる時間も短く、行動に移すまでの気力も使わなくて済むようになっているだろう。経験によって自信が生まれ、さらに経験に踏み出せるようになる。つまり可処分気力も増えているに違いない。
慣れていないことをしようとすると初めのうちはそれだけで一日が終わってしまうが、習慣化することで可処分時間・可処分気力を増やすことができる。生活における効率化でもこのことを念頭に置いておきたい。
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