パニック障害の記録

パニック障害?

パニック障害は、不安障害の一種とされており、突然強い不安や身体症状が出る状態のこと。逃げられない状況や人の目、ストレスなどによって息苦しくなったり心拍数が上昇したりするもの。広場恐怖症とも関連がある。

現在はごく稀に軽い発作がある程度でかなり回復したと思えるので、パニック障害と診断されたときの経験を記録に残すことにした。

パニック障害のきっかけ

パニック障害だと診断を受けるよりも前に発作は発生していて、そのときはパニック障害というものを認識していなかった。記憶にある中で一番最初に症状があったと思うのは、大きな試験が終わった後、家族に車で送ってもらっているときだった。サービスエリアで気分の悪さを感じ、言い出せないままトイレまでの経路をしきりに確認したりしていた。その後は疲れで寝てしまったが、それ以降、電車やバス、会議での発表などのたびに発作が起きるようになった。

その後、自分の体の異変に気づいて調べているうちにパニック障害かもしれないということに気づいた。のちに病院に行くこととなり、パニック障害と診断を受けた。

【体験談】パニック障害はどう始まったか
自分はかつてパニック障害との診断を受けたことがある。最初の発作は突然で当時は自分の体に何が起きているのか分からなかった。当時を振り返ってパニック発作が起きたときのことを記録しておこうと思う。はじめてパニック発作が起きたときの状況当時は大学生...
パニック発作はなぜ起きるのか?初回の発作とそれ以降の違い
初回と2回目で原因は違うパニック発作を繰り返す中で、なぜ繰り返すのかを考えるようになった。ほとんどの発作は「また発作が起きるのではないか?」という不安からはじまっていた。「予期不安」という言葉で説明されるようにこれから起きそうなことに対して...

上の記事では、実際に自分が体験した最初の発作の様子や、初期の発作に対する解釈をまとめている。

パニック発作が起きる状況

逃げられない状況、第三者の目、ストレスなどがあると発作が起きやすかった。こうした状況は日常生活でも少なくなく、何度も思い通りにならないことがあった。具体的には

  • 電車やバスなどの公共交通機関
  • 美容院
  • 歯医者
  • 会議
  • スーパーの列
  • 人混み

などである。それぞれすぐに逃げ出せない状況であり、かつ第三者の目があって発作がどんどん強まってしまっていた。

また、パニック発作が起きる状況は特定の場所に限らない。自分の場合、どんな要素がパニック発作のトリガーになったかは次の記事で解説した。

パニック発作のトリガーになる要因とその分類
パニック発作のトリガーは複数存在するパニック発作が起きる状況は単一ではない。そして電車や美容室などの場所に限らず様々なトリガーがあると思う。自分が経験してきたものを振り返ると多くは3つに分類できる。環境身体認知トリガーは人によって違うと思う...

パニック発作が出たときの対処方法

はじめは何がなんだかわからず、気分が悪かったりそのまま倒れてしまうんじゃないかとか、自分の体がコントロールできない恐怖でいっぱいだった。何が対策になるのかも分からずにその場から逃げることばかり考えていた。

その後、インターネットや本で情報を集めるにつれて、呼吸を使って落ち着く方法や考え方を学ぶことができた。これらのおかげでもし発作が起きても取り乱さなくはなったという実感がある。当時学んだことや効果があったことは順次投稿していくつもりだ。

【体験談】電車やバスでのパニック発作と対処方法
電車やバスでのパニック発作電車やバスなどの公共交通機関はパニック発作が起きやすい環境の一つである。理由は単純で、「すぐにその場を離れにくい状況」が重なるためだ。具体的には車内が閉鎖空間になっているドアが閉まるとすぐには降りられない他の乗客の...

パニック障害に関する通院

パニック障害に関して、病院に行ったほうが良いのか聞かれると正直半々だなと思う。

当時は専門家の意見が欲しくて、症状が軽いときに心療内科を受診したことがある。すぐにパニック障害だと診断されてその日のうちに薬をもらうことになった。自分は薬の効果をあまり実感できなかったほうだが、専門家の存在は大きい。とはいえ、振り返ってみると回復に向かえた要因は病院や薬ではなかったなとも思う。

パニック障害になったら病院に行くべきか?何科を受診する?
パニック障害になったとき、誰に相談することもできずインターネットで情報を集めることしかできなかった。最終的に病院で診察してもらうことになったので、当時のことを振り返りながら書き残しておく。診察までの経緯何度もパニック発作を起こして生活に支障...

パニック障害との付き合い方

診療でのカウンセリングがよかったのはパニック障害を知り合いに打ち明けられなかったからでもある。今でも自分がパニック障害と診断されたことは人に話していない。

あの辛さは経験したことがある人にしか理解できないと思う。もし同じパニック障害だとしても、自分の症状は比較的軽いと思えるし、苦しさにも程度がありそうだ。今の自分の感覚としては、本当に信頼できて優しく受け止めてくれる人以外にはカミングアウトする必要はないのかなと思っている。

タイトルとURLをコピーしました