最近考察系が流行っているのですが、その影響をもろに受けていて神話や伝説がハイコンテキストな状態で物語に組み込まれているのオモロ、、と思うことが増えた。たくさんありすぎるので適当にメモ。
日本神話
日本神話が分かるとジブリが面白くなるし、天皇の凄さも分かる。八百万の神ってやつ。
歴史の勉強で出てきた『古事記』、『日本書紀』に書かれている(?)。歴史が苦手だったことが悔やまれる。勉強しなおし中。
造化三神
造化三神(ぞうかさんしん)。アメノミナカヌシ、タカムスビ、カミムスビの三柱。八百万の神の中でも最初の神で、高天原(たかまがはら)という天より上の場所に居る。性別もなくなんかすごい。
イザナギ、イザナミ
性別のない神々の後、男女の対の神々が生まれるようになる。イザナギが男神でイザナミが女神。この二柱が日本列島を作って、結婚し、いろんな神々を産んだ。イザナミはヒノカグツチ(火の神)を産んだことで火傷を負って命を落とした。
アマテラス、ツクヨミ、スサノオ
亡くなったイザナミに会いにイザナギは黄泉の国を訪れる。地上に戻って黄泉の国の穢れを落とすと、イザナギの左眼からアマテラス、右眼からツクヨミ、鼻からスサノオの三柱が生まれた。イザナギは、アマテラスに高天原(天)、ツクヨミに夜、スサノオに海を治めるように命じる。
誓約
誓約(うけい)。
スサノオは母イザナミに会いたがって統治をサボった。母に会いに行く前に姉アマテラスに挨拶をするために高天原を訪ねる。アマテラスは弟が攻撃しにきたと誤解して武装して待ち受ける。この誤解を解くために占い(誓約)を行った。お互いの剣と勾玉を噛み砕いて、神々を生む。スサノオの剣から三柱の女神が生まれたことからスサノオは潔白であるとされてアマテラスに許される。
天岩戸
だがこの後、スサノオは調子に乗って暴れた。アマテラスは気を落として天岩戸(あまのいわと)に籠ってしまう。太陽の神アマテラスが不在になったため世界は闇に包まれ災いが起こる。
アマテラスを岩戸から出すために、八百万の神が協力して祭りを行ってアマテラスを誘い出す。このときに八咫鏡と八尺瓊勾玉が作られた。また、このときの踊り子がアメノウズメである。アメノウズメの踊りを見て盛り上がった神々の声を聞いてアマテラスが岩戸から出ることになった。その後、八百万の神たちはスサノオを罰して地上へと追放した。
クシナダヒメ、ヤマタノオロチ
地上に追いやられたスサノオは、ヤマタノオロチの話を聞く。オロチを倒すことと引き換えに、生贄にされそうになっていたクシナダヒメを妻として迎える。ヤマタノオロチを倒して手に入れた草薙剣をお詫びとしてアマテラスに献上。これで八咫鏡、八尺瓊勾玉、草薙剣の三種の神器が揃った。その後、スサノオは出雲の国にとどまることになる。その地を「気分がすがすがしい」から須賀(すが)と名付けたらしい。
オオクニヌシ
その後、スサノオの娘とアシハラシコオが結ばれる。彼は幾多の試練を乗り越え、やがてオオクニヌシになる。スサノオから強い武器をもらった彼は日本国を整えた(元々イザナギとイザナミがやろうとしていたことをやり遂げていてめっちゃすごい)。
聖書
旧約新約があることは知っている。マリアの話とか。洋画で多く引用されることが多いがほとんどわかっていない。あとで。