独学でイタリア語を覚えるには

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好きな本に塩野七海さんの『海の都の物語』という本がある。ヴェネツィアの興亡史を書いた作品で、人にもおすすめしたい本のひとつである。この本の影響や、映画に出てきたイタリア人が陽気だったという理由でイタリアを好きになった。好きになったならその文化にも触れてみたいし、いつかは実際に行ってみたい。

というわけでイタリア語の勉強してみることにした。行ってみたいとは言いつつもやることたくさんあっていつになるか分からないから、0よりは良いかってことで独学で勉強している。分かってきたことを共有します。

イタリア語学習 オススメの手順

まず最初に自分が語学を勉強するときのやり方を紹介する。

ステップ1:簡単な語彙を増やす

語学学習でいちばん最初にやるべきなのは、ある程度簡単な語彙を覚えることだ。すべての単語の意味が分からない文を読むのはしんどいし、ほとんどの単語の意味がわかっているなら分からない単語も予想できることがある。まず最初に読むための武器として語彙を覚える。

ステップ2:文法

次に、短い文を使って文法の一歩手前くらいまで分かるようにする。文法の一歩手前というのは、この感じのやつが主語で、この感じのやつは動詞だな、これは名詞でこっちは前置詞か、といったことが分かれば良い。大体の語順を覚える。ある程度英語がわかるならイタリア語の語順はなんとなく掴めるだろう。

ステップ3:長い旅へ

そしたら時制や男性女性の違いを覚えていく。上の段階で語順やよく出てくる言い回しを少しずつ増やしておいて、間違った文になんとなくの違和感を持てるようになろう。とにかくパターンを覚えて全体像を掴む。ここまでくればあとは語彙や例外を少しずつ拾っていくフェーズになる。

これが自分のやり方。ここから先は具体的にどうやるの? って話を書く。

具体的な勉強方法の紹介

イタリア語で遊ぶ

最初は簡単な単語を覚えられるようになろう。勉強だと思うと大変だからゲーム感覚でできるものがおすすめ。自分は Duolingo を導入につかった。日常会話に使えそうな単語であれば遊びながら覚えられる。

難易度は低めで、毎日続けやすいし、自分の進捗が目に見える形でわかりやすい。またリーグ制でスコアを競うことができて、やればやるほど次のリーグに進める(もちろんやらなくても良い)。イタリア語以外の言語もできるのでかなりおすすめ。

参考書で学ぶ

参考書は苦手なのだが「正しい文章」が載っているので持っておくべきである。

自分の使い方としては、「イタリア語で遊ぶ」に書いたような感じで、すごーく適当に語彙を増やして、暇なときに参考書を開く。ここまで覚えてきた語彙で文章が読めるようになっているとうれしい。読めないときは前に戻る。これをいつでもできるようにしておく。たまにモチベーションが高まったときにしっかり勉強する。この方法だと「読めるようになったうれしさ」と「飛ばしてた基礎で新たな発見があったうれしさ」が手に入る。

あと、「ここってどうしてこうなってるんだろう?」って箇所はいつでも出てくる。パターンはわかったけど仕組みが分からないときは、参考書が非常に役に立つ。ブログを書いておいてなんだが、個人がネットに書いたものよりも書籍の方が圧倒的に信頼をおける。

あまりこだわりすぎず数冊買ってみるが良いと思います。自分は何人かがブログで進めてたこの本を買った。よかった。

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