詳解・インターステラー

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インターステラーの解説です。

インターステラーは何の話か

少し未来の地球。環境が悪化してこのままでは人類は生き残れそうにない。

NASAが秘密裏に宇宙に出て別の星に移住する計画を進めていた。
なぜか出現したワームホール。その先に人が住めそうな星がある
調査隊を送って、人が住めそうか実際に確認してくる
もし住めそうならみんなで移住、もしくは人工授精によって人口を増やす作戦。
前者の方がベターだし、後者だと地球に残った人は見捨てられることになる。
先に送られた部隊がいて、三箇所くらい候補があるけどシンプルなシグナルしか送れないから実際どうなのか主人公見てきてよって話。

ラザロ計画

人類存続のためにNASAが進めていた計画。重力異常を観測していたこと、重力操作によるワームホールの存在を確認していたことから始まった。多くの人類を地球から外に運ぶためには、地球の重力から逃れる必要がある。ワームホールがあるということは重力を操作できるはずだ、ということで二段構えのプランがある。

  • プランA – 住めそうな星を探して大きな宇宙船で移住する。ワームホールの先の別の銀河で、居住可能な惑星を探し、惑星を探している間に重力を操作する理論を解明しておくって作戦。
  • プランB – 移住は諦めて受精卵を培養して人類という種族だけは存続させるもの。重力の理論が無理だった場合の予備の作戦。

ネタバレ

すでに博士の理論では移住できないことがわかっていた。

量子重力理論

重力

作中で重力だけは時間を超えることができるとされている。だからクーパーが重力でマーフにメッセージを伝えることができた。

超弦理論・M理論・ブレーンワールド

現実世界の最近の物理学で熱い理論のひとつ。超弦理論がわかると人類はさらに先に進める。

作中では、ガルガンチュアの中でクーパーが得た情報を元に、マーフが理論を完成させた。これで人類みんな助かった

ブラックホール

強い重力。作中ではガルガンチュアという名前で登場する

事象の地平面

境界線のようなもの。光でさえ抜け出せないとされていて、ここを超えると戻れない。

特異点

既存の物理学で説明できない領域。この特異点の情報があれば量子重力理論が完成するとされている

テッサラクト

クーパーが入り込んだ箱のような空間。今いる三次元と時間の合わせて四次元の空間になっている

ペンローズ過程

最後、クーパーとTARSがブラックホールに落ちた理由。ブラックホールには種類があって、そのブラックホールに質量のあるものを捨てるとその分のエネルギーが得られるタイプのブラックホールがある(といわれている)。この仕組みをペンローズ過程という。今作のガルガンチュアもこのタイプで、クーパーとTARSがブラックホールに落ちることでエネルギーを作ろうとした。

五次元バルク生命体

三次以上の次元に生きているもの。ワームホールを作った存在で、ガルガンチュアの中にあの空間を作ってクーパーを誘導した存在。

相対性理論

時間と空間は相対的なもの。光の速度で移動するか、重力が強いと時間と空間が歪む。

マーフィーの法則

if it can happen, it will happen.
起こる可能性のあることはいつか実際に起こる

キャスト

マッケンジー・フォイ

マーフの子供時代。今ものすごく綺麗になってる。

アン・ハサウェイ

愛を信じる人。最後は恋人のいる星に行った。

マーク・ウォールバーグ

人類に貢献したい先発部隊の博士。

小ネタ

マーフ・ウォッチ

秒針でバイナリ化した量子データを表現することになったあの時計。実際に売られた

ユリイカ

問題が解けたときに叫んだユリイカ。元はアルキメデスが風呂で閃いたときに叫んだ言葉らしい

References

  • Oliver James, Eugénie von Tunzelmann, Paul Franklin, Kip S. Thorne, “Visualizing Interstellar’s Wormhole,” American Journal of Physics. 2015. Vol.83, No.6, p.p.486-499.
  • Oliver James, Eugénie von Tunzelmann, Paul Franklin, Kip S. Thorne, “Gravitational lensing by spinning black holes in astrophysics, and in the movie Interstellar,” Classical and Quantum Gravity. 2015, Vol.32, No.6, p065001
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