できる人なら身に付けているであろう能力シリーズ。ストレスに対処する能力 を鍛えるにはどうすれば良いか編です。ストレスに対処して前向きで活気のある人間になりましょう。
なぜあの人は元気なのか?
ストレスがあるときは気持ちもあがらないですよね。
でも、似た環境や同じような仕事量なのに、いつも元気でストレスを感じさせない人がいます。なんならもっと作業量もはるかに多いのにそれでもエネルギッシュな人です。あれはどうしてだろうっていつも思います。
客観的なストレス量は同じか自分より多いと思うので、同じストレスがかかったときでも、ストレスによるダメージが少なかったりそもそもそれをストレスと感じていないか、あるいはダメージからの回復がめっちゃ早いかだと思います。
ストレスの原因は何か?
ストレスという言葉は曖昧性があります。
職場において仕事量がとにかく多いなど、ハードワークはもちろんストレスっぽいですし、嫌な上司や面倒な人間関係もストレスになり得ます。自分の人生に関していうと、将来への不安や健康、金銭面での悩みなど、これらも大きなストレスです。
激しい運動は肉体的にストレスですし、寒すぎる冷房とかそういった身体的な不快感もストレスの一つでしょう。
ストレスの捉え方を変える
「ストレスが体に悪影響を及ぼすのは、そう信じるから」という主張があります。ストレスを肯定的に捉えるとストレスは軽減するようです。これがいつも前向きな人のストレスの考え方なのかもしれません。

悩みを具体的な行動に落とし込む
将来の不安に対しては、具体的な行動に落とし込むのがよい対処法だと思います。すぐには問題は起きないので、一度落ち着いて今できることに集中し、そして行動するわけです。

ミトコンドリア活性
どんな活動をするにもエネルギーが必要です。そこで重要なのが、細胞のエネルギー工場とよばれるミトコンドリア。
骨格筋に含まれるミトコンドリアの数が多いほどたくさんのエネルギーを作り出せます。運動生理学では、ミトコンドリアの量と質が優れているほど持久力もあると認識されています。つまり、ミトコンドリアを活性させることで、長時間の運動が可能になり、肉体的な疲労耐性も上がります。
ミトコンドリアの数を増やすためには、寒さを感じる・運動でエネルギーを消費する・カロリーを制限するなどが必要です。「もっとエネルギーが必要だ」と自分の細胞に伝えるわけですね。
セロトニン活性
幸福ホルモンと呼ばれるセロトニン。セロトニンは睡眠、食欲、気分を調節するような神経伝達物質。脳や腸にあります。鬱病の人はセロトニン量が少ないことも有名です。
ストレス耐性をあげるためにもこのセロトニンは役に立ちます。
セロトニンを増やす策:運動、マッサージ、日光浴(太陽光はセロトニンと関連がある)、食事管理、瞑想

ストレス解消法
ストレス解消の手段をリスト化しておきましょう。
- カラオケに行く
- 感動する映画を見る
- お笑いを見る
などです。
完全回復プランを作る
自分の心が回復するようなアクションリストを作っておきます。
好きな音楽を聴く、
お風呂に入る
かわいいものかっこいいものを見る
そして、これらをいつでも実行できるようにしておくのも重要です。
『レジリエンス』
ストレスを正しく認識し、それを受け止めて折れない力、心を身につける
レジリエンスは物理学や生態学の言葉。復元力、弾性力、再起性